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急成長する『サーキュラーエコノミー』 基本概念を理解し、
代表的なビジネスモデルを学ぶ

世界がカーボンニュートラルを目指す中、経済価値を上げる実効性の伴う「脱炭素戦略」のドライバーの1つとして「サーキュラーエコノミー」が注目されています。
その市場規模は今後10年間で約4兆~10兆ドル(400兆~1000兆円)まで急成長すると見込まれています。

サーキュラーエコノミーとは、新たに天然資源を採取せず、既存資源のみで生産され、長くモノを利用し続ける循環型の経済システムです。
資源循環と訳されますが、いわゆる3R(リユース・リデュース・リサイクル)の概念に、再生・再利用のしやすさを前提にモノを作る「エコ・デザイン」やシェアしたり譲ったモノを無駄なく使い切る「ファンクショナル・エコノミー」などの新しい概念を加えたものです。
これは、資源枯渇に対応する考え方であり、気候変動社会を生き抜く必須のビジネスモデルです。

気候変動対策の中で重要な要素として、サプライチェーンでのCO2排出量(Scope3)を減らすことが挙げられます。一見すると、資源循環と気候変動対策は結びつかないように思えますが、原材料や廃棄部分のCO2排出量を資源利用の効率化を進め、減らすことで、Scope3の排出量の削減につながります。

本講座では、サーキュラーエコノミーの概念、気候変動との関係性、政策動向や代表的なビジネスモデルや事例を理解することで、この市場でビジネスチャンスを掴むための視座を得ます。

プログラム

◇気候変動対策としてのサーキュラーエコノミー

  • 経済価値を上げる実効性の伴う脱炭素戦略
  • 気候変動対策と資源生産性の関係性
  • サーキュラーエコノミー、カーボンニュートラル、生物多様性の共通点
  • 日本が目指すべき世界観
  • 企業のビジネスモデルの再構築

◇サーキュラーエコノミーのビジネスモデル

  • 牽引する7つビジネスモデル
  • 欧州グリーンディールにおける循環型経済への考え方
  • 社会・企業の取組(プラットフォーム・ものづくり・新たな価値の訴求)

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講師

デロイトトーマツコンサルティング合同会社 CG&Eユニット 執行役員/パートナー
丹羽 弘善 氏

丹羽 弘善 氏

製造業向けコンサルティング、環境ベンチャー、商社との排出権JV取締役を経て現職。東京大学大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻 山地・藤井研究室卒。気候変動関連のシステム工学・金融工学を専門とし、政策提言、企業向けの気候変動経営コンサルティング業務に従事。

サーキュラーエコノミー基礎講座 ~牽引する7つのビジネスモデル~

レベル

価格:22,000円(税込)