
重要性が増す『サステナビリティ関連情報』
事業計画に『経済性』・『社会性』・『環境性』をどう捉え、取り入れるか?
企業活動、事業・サービスを計画・実行するとき、『サステナビリティ』を意識したものをつくることが求められてきています。
気候変動、生物多様性などの環境分野はもとより、パンデミック、経済安全保障、人的資本など事業を取り巻く環境が複雑化する中、事業を継続するために、企業活動が環境・社会・経済に与える影響を、企業の価値評価・投資活動に反映させようとサステナビリティ関連情報の開示要請が国内外で高まっています。 近年では、2023年6月 国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)がサステナビリティ基準を公表しました。開示要請をする企業がこれからも増えてきます。
その時に重要なのは財務諸表にはのらない『非財務(サステナビリティ関連)情報』です。サステナビリティ関連データは、企業価値に影響を与える将来のサステナビリティ関連のリスク及び機会を洞察するデータであり、将来の財務パフォーマンスを分析する際に有効なものであり、財務データと同等の価値があるといえます。 このデータを、企業と投資家をはじめとするステークホルダーとの双方向的な対話を行うためのベースとして活用しています。
では『サステナビリティ関連データ』とは、どのようなものなのでしょうか? また、事業を伸ばすために、どのように活用すればいいのでしょうか?
本講座では、
- 『非財務(サステナビリティ関連)情報』の見方、データ活用の基本
- 事業・サービスを考える上で必要な『経済性』『社会性』『環境性』の考え方
- 事業立案をする上での『非財務(サステナビリティ関連)情報』の活用の勘所
を学びます。
このような方はぜひお越しください
- 「情報開示が求められている企業のの方」
- 「財務と非財務の関係を把握したい方」
- 「社内外に説明する勘所を掴みたい方」
- 「事業計画、稟議書等に自社のサステナビリティ情報を盛り込みたいと模索している方」
- 「排出量削減を実行していくかヒントを得たい」
プログラム
3月15日(金)14:00〜16:30
◇ これからの企業価値=非財務価値+財務価値
- サステナビリティ関連データとは?
- 財務価値は企業価値の一部でしかない
- 非財務情報が注目されている背景
◇非財務情報(サステナブル関連情報)を理解する
- 非財務/SDGs/ESG/CSRとは?
- 財務情報との違い
- 企業による非財務情報開示例
◇事業を伸ばすたの『非財務』の捉え方
- 非財務データの算定方法の基本的な考え方
- 経済性・社会性・環境性の3要素
- 非財務分野の自社の強み・弱みを把握するポイント
- ステークホルダー(金融機関など)が見ているポイント
◇ケーススタディー
- 非財務データを統合報告書から読み取る
◇まとめ
◇質疑応答
※途中休憩あり。
※ 内容が一部変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※ 本講座は質疑応答時 講師と受講者 双方でコミュニケーションがとれます。
※ 受講者は、アーカイブ配信(見逃し配信)を後日視聴いただけます。期限は30日間です。
※ レジュメ資料配布:あり
※申込締切 2024年3月12日(火)
講師

サステナブル・ラボ株式会社
代表取締役
平瀬 錬司 氏
大阪大学理学部卒業。在学中から環境、農業、福祉などサステナビリティ領域のベンチャービジネスに経営企画や環境エンジニアとして携わる。これら領域において2社のバイアウト(事業売却)を経験。(社)サステナビリティデータ標準化機構・代表理事や京都大学ESG研究会講師を務める。非財務ビッグデータに関する執筆・講演多数。