
全129ページの計画書のポイントや今まで(第1次~第5次)の計画書の流れを把握し、ビジネスのヒントに!
エネルギー基本計画は、エネルギー需要に関する総合的な施策を政府が示したものです。
これからのエネルギー政策のやることを示した環境・エネルギー業界に関わる方々には知ってしかるべき基軸となる方針の一つです。また現在の内容・過去の流れを理解することで中長期ビジョン策定や市場動向の把握に活かすことが可能です。
現在のエネルギー基本計画は『第6次エネルギー基本計画』です。
この基本計画は、少なくとも3年ごと検討される必要ががあるとエネルギー政策基本法で定められています。現在のものは2021年10月に閣議決定されました。
- エネルギー基本計画は何のためにあるの?
- 基本理念『S+3E』とは?
- 再生可能エネルギーの位置づけは?
これらはすべて計画書に書いてあります。
本セミナーでは、エネルギー基本計画の考え方を把握し、全129ページからなる現在の第6次エネルギー基本計画の方針やポイントを学び直します。
プログラム
日本のエネルギー政策の考え方とポイント
- ◇エネルギー基本計画の位置づけ
- ◇エネルギー政策の変遷
第6次エネルギー基本計画
- ◇第6次エネルギー基本計画策定の目的
- ◇第5次エネルギー基本計画からの情勢の変化
- ◇エネルギー政策の基本的視点(S+3E)の確認
- ◇2050年カーボンニュートラル実現に向けた課題と対応
- カーボンニュートラルへの転換イメージ
・欧州における脱炭素政策の変遷
・欧州カーボンニュートラル政策における地政学的・産業政策的背景
・電力部門に求められる取組
・産業・業務・家庭・運輸部門に求められる取組
- ◇2050年を見据えた2030年に向けた政策対応
- 現時点での技術前提としたそれぞれのエネルギー源の位置付け
・2030年に向けたエネルギー政策の基本的考え方
・需要サイドの徹底した省エネルギーと供給サイドの脱炭素化を踏まえた電化・水素化等による非化石エネルギーの導入拡大
・蓄電池等の分散型エネルギーリソースの有効活用など二次エネルギー構造の高度化
・再生可能エネルギーの主力電源への取組
・原子力政策の再構築
・火力発電の今後の在り方
・水素社会実現に向けた取組の抜本強化
・エネルギー安定供給とカーボンニュートラル時代を見据えたエネルギー・鉱物資源確保の推進
・化石燃料の供給体制の今後の在り方
・エネルギーシステム改革の更なる推進
・国際協調と国際競争
・2030年度におけるエネルギー需給の見通し
- ◇2050年カーボンニュートラルの実現に向けた産業・競争・イノベーション政策と一体となった戦略的な技術開発・社会実装等の推進
- ◇コミュニケーションの充実
- ◇まとめ
※内容が一部変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
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講師
株式会社日本総合研究所
リサーチ・コンサルティング部門
ディレクタ/プリンシパル
段野 孝一郎 氏
京都大学大学院工学研究科博士前期課程修了(工学修士)
2007年に株式会社日本総合研究所に入社。
環境・エネルギー、資源・水ビジネス、情報通信・ICT分野のクライアント企業に対して、技術戦略およびマーケティング戦略の視点から、事業戦略策定、新規事業開発、事業化支援等のコンサルティングを提供している。
2015年度より、ディレクタとして環境・エネルギー・資源戦略グループを統括。