注目を集める『インターナルカーボンプライシング』
各国の事例をもとに概要とポイントを学ぶ
事業の中でいかにカーボンプライシングを導入できるか、検討している企業が増えています。その中でも、いま注目を集めるのがインターナルカーボンプライシングです。 インターナルカーボンプライシングとは企業内部で見積もる炭素価格のことで、企業の低炭素投資・対策を推進する仕組みとして、国内でも約250社が導入(もしくは予定)と統計があります。
その動きが加速する一方、具体的な実施方法に関しては、まだ情報が乏しい状況です。 そのため、導入することでどんなメリットがあるのか、自社に適した算出方法は何なのかが分からないという企業が多く存在します。
そこで本講座では、
・インターナルカーボンプライシングの概要
・先んじて導入することのメリット
・国内外での導入事例紹介
を中心に、社内説明に必要なカーボンプライシングを取り巻く概況から、先進事例までをお伝えします。
プログラム
1. はじめに
2. 気候変動の内外シグナルとしてのCP・ICP
・ICPとは
➢ICPの概要
➢ICP導入のメリット
・ICPとCP
➢CPの概要や種類
➢日本の環境価値に関する制度
➢世界の環境価値に関する制度
・気候変動経営におけるICPの位置づけ
➢サステナビリティ経営におけるICPの位置づけ
➢取り組みにおいて必要な考え方や方向性
3. ICP実践のポイントと企業に求められる対応
・ICPの実践ポイント
➢ICP価格算定方法
➢ICPの投資活動への反映方法
➢ICP推進のための社内巻き込み方法
・事例紹介、事例から読み解くICP活用方法と期待される効果
4. まとめ
※内容が一部変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※本講義の講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
上記が確認された際は、弊社のサービスの利用停止と、法的措置をとらせていただく可能性があります。
公開日:2024年8月13日(火)~
※ 視聴期間:30日間(視聴期間内であれば、何度でも繰り返しご覧いただけます。)
※ レジュメ資料:あり
このような方におすすめです
- インターナルカーボンプライシングの導入を検討している企業経営層の方
- 環境関連部署として内容を把握したい方
講師

デロイトトーマツコンサルティング合同会社
執行役員 Sustainability Unit Leader/ Monitor Deloitte
丹羽 弘善 氏
「脱炭素経営に資するインターナルカーボンプライシング」(月刊「省エネルギー」2023年12月号)、環境省 「TCFDの手法を活用した気候変動適応(2022) 」タスクフォース委員、国交省「国土交通省 「気候関連情報開示における物理的リスク評価に関する懇談会(2023)」臨時委員、「グリーン・トランスフォーメーション戦略」(日経BP 2021年10月) 、「価値循環が日本を動かす 人口減少を乗り越える新成長戦略」「価値循環の成長戦略 人口減少下に“個が輝く”日本の未来図」(日経BP社 2024年4月)、「TNFD企業戦略 ― ネイチャーポジティブとリスク・機会農林水産省」(中央経済社 2024年3月) 第6回あふの環勉強会講師(ESG情報開示基準等の動向と課題~持続可能な食料・農林水産業へのヒント~)」(2021.7)、環境省「民間企業の気候変動適応の促進に関する検討会(2021)」委員、「EU日本 気候変動政策シンポジウム」(IGES)、「TCFDを経営に生かす」(日経ESG 2019年2月)その他、メディアへの寄稿、セミナー講演多数。

デロイトトーマツコンサルティング合同会社
マネジャー Sustainability Unit
奥村 ゆり 氏
金融機関を経て2017年にDTCに入社。
主に官公庁・企業向けのサステナビリティ経営や、TCFD対応・シナリオ分析支援、ESG・グリーンファイナンス支援、インターナルカーボンプライシング策定、サーキュラーエコノミー戦略策定支援等に従事
オンラインセミナーの注意点
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