脱炭素社会におけるカーボンプライシングの役割と、企業成長につながげる道筋を学ぶ
カーボンプライシングとは、二酸化炭素(CO2)など地球温暖化につながる温暖化ガスの排出量に価格を付ける仕組みです。
企業や消費者に対して排出量に応じた金額負担を求めることを通じて、排出量が多いほど支払う対価も高くなり、排出抑制の動機づけとなり、CO2の排出削減を促す施策です。
代表例としては、『排出量取引』や『炭素税』などが施策としてあげられます。

国・地域の政策だけでなく 企業にも影響を与えはじめています。投資機関の格付けやTCFDなどの情報開示など気候変動への要請にどのように応えるかが企業経営の指針の一つとなってきています。
そして、このカーボンプライシングを活用し、将来のシナリオを描き、脱炭素社会における“機会発掘と、企業成長”につなげることが中長期的に可能となってきます。
本講座では、『カーボンプライシング』の動向を読み解き、企業経営における考え方や、注目を浴びている方法論やビジネスモデルなどを解説します。
プログラム
3月22日(金)10:30~13:00
◇カーボンプライスは気候変動の内外シグナル
- カーボンプライスは政策と、世の中の潮流を写すシグナル
- 政策として、どのような社会を目指しているか
- その前提となる排出・経済シナリオはどのようなものか
◇シグナルへの対応が企業経営を左右する時代に
- カーボンプライシングの動向を読み解き、企業経営の指針の一つに
- 投資家が求める企業のカーボンプライシングへの対応とは
◇脱炭素の先ネクストトレンドをとらえる動きへ
- 炭素価格への守りの対応から、攻めの対策へシフトする
- サステナブルな経営マネジメントへの編か(インターナルカーボンプライシングを例に)
- 脱炭素とその先 ネクストトレンド
◇まとめ
◇質疑応答
※途中休憩あり。
※内容が一部変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※本講座は質疑応答時 講師と受講者 双方でコミュニケーションがとれます。
※受講者は、アーカイブ配信(見逃し配信)を後日視聴いただけます。期限は30日間です。
※レジュメ資料配布:あり
※申込締切:2024年5月7日(火)24:00まで
受講者の声
- 「カーボンプライシングの仕組みを理解できた」
- 「現状や動向を知ることができた」
- 「カーボンプライシングの全容把握と注視すべき点が分かった」
- 「導入した際の対応法、考え方についての説明があり、実務を行なう上でのポイントがより明確になった」
講師

デロイトトーマツコンサルティング合同会社
Sustainability Unit
マネジャー
寺西 慶洋 氏
総合電機メーカーで風力発電事業の財務・経理部を経て、現職。主に、TCFDシナリオプランニング、インターナルカーボンプライシングの導入・設計、カーボン・クレジットを活用した戦略・事業立案、カーボン・クレジット制度におけるデジタル技術の活用支援・政策提言など、官民双方の脱炭素変革を支援。

デロイトトーマツコンサルティング合同会社
モニターデロイト Sustainability Unit
マネジャー
前木 和 氏
気候変動領域を軸とした、政策提言やデジタル技術活用戦略の検討、民間向け経営戦略立案・新規事業開発を得意とする。TCFDシナリオプランニング/分析プロジェクトも多数手がけ、AIを活用した気候変動シナリオ分析ツール”Climate Metrics”ビジネスプロデューサー
「グリーン・トランスフォーメーション戦略」(日経BP 2021年10月)
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