太陽光発電の自家消費システムの構築の技術的ポイントを把握する!
自家消費とは太陽光発電で創った電力を売電ではなく、自分たちの電力として消費することです。
売電単価の低下、固定価格買取制度の廃止検討、再エネ電源の確保などといった理由から提供する側も導入する側からも注目されています。 システム提案に取り組む企業、また導入検討をする企業も多く出てきています。
- 電気代を節約して、ピークカットで基本料金を下げたい
- 昼間の発電余剰分を蓄電して夜間に使用したい
- 災害時の系統停電に備えて電源のバックアップをしたい
など顧客からの要望は多くでてきます。
しかしながら、実は、これらのすべての希望を叶えるのは非常に難しいのです。
そして自家消費は現場によって条件が多種多様です。
知識もなく『わかりました。』『できます。』と返事をすると、お客様はもちろん、自社、関係会社に後々迷惑がかかる結果になりうります。
営業は電気技術の専門家ではありません。
しかし、電気工事、設計、メーカー、あるいは顧客先の設備部門の方など電気技術の専門家と打ち合わせや商談する機会は多くあります。
この自家消費の仕組みを理解しているかどうかで、適切な質問、的確な提案ができるかが変わってきます。
例えば需要パターンを知っていれば的確なシステムが組めますが、知らなければよいシステムは組めません。
本講座はお客様に安心して説明・提案ができるよう、太陽光自家消費システムについて、営業の実務上、最低限必要な技術的知識を得る講座です。
※本講座は一般的な『高圧受電設備』を主とした内容です。家庭用等については含まれません。あらかじめご了承ください。
申込締切:2022年12月02日(金)
受講者の声
- 「自家消費に関して導入に必要なベースとなる背景、ポイントの全体像の理解が進んだ。」
- 「営業提案に関して必要な知見を体系だってきくことができた。」
- 「製品開発や営業提案資料の作成など、必要な技術ポイントを踏まえた説明ができるよう活かしたい。」
- 「営業する上で簡易的な機器構成を頭で考えられるので提案がしやすくなると思う。」
- 「逆潮させるか蓄電池を入れるかなど、現場で悩むポイントについて話があった。」
- 「提案の難しさを改めて理解できた。重要なポイントを理解できた。」
- 「これまで独学で学び提案して来た事が正しかった事を実感した。」
- 「提案を受ける需要家視点で参加した。自社への設置検討にあたって基礎的な事をしっかり学べた。」
プログラム
◇目的の明確化とシステムの分類
- メリットとデメリット
- 目的の分類
- 系統連系方式による分類
- 既存受電設備による分類
◇発電/需要の確認とシミュレーション
- 需要パターンの確認
- シミュレーションによる評価
- 蓄電池導入のハードル
- 追従制御
- 採算性の検討
◇システム構成と蓄電池導入の検討
- システム構成の検討
- 蓄電池導入の検討
◇まとめ
◇質疑応答
※途中休憩あり
※内容が一部変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※本講座は、質疑応答時 講師と受講者 双方でコミュニケーションがとれます。
※受講者は、アーカイブ配信(見逃し配信)を後日視聴いただけます。期限は30日間です。
※レジュメ資料配布:あり
※申込締切 2022年12月02日(金)
オンラインセミナー 注意点
【視聴について】
- 本講義はオンライン配信にて実施をいたします。
- イヤホンやヘッドセットでのご受講を推奨します。
- インターネット回線が安定した環境下で、PCでご受講できる環境をご用意ください。
【受講上のご案内】
- 講義はビデオ会議ツール(Zoom)での配信となります。
- ご利用されるPCなどへ事前にZoomのインストールが必要です。
- 受講用URL、受講方法はセミナー事務局より3日前を目安にお送りさせていただきます。
※ご案内メールがシステムの都合届かない場合がございます。2日前までに届いていない場合はセミナー事務局までお問い合わせください。
【アーカイブ配信について】
- アーカイブ配信(見逃し配信)は、受講者のみへの配信となります。
- 開催後、3営業日後を目途に事務局よりメールにて視聴URLをお送りいたします。
【受講上の注意点】
- 原則 LIVE配信となりますのでご注意ください。
- 領収書はマイページよりダウンロードすることができます。
- 本講義の講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
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講師
FIテクニカ合同会社
代表 藤塚 雄治 氏
自動車メーカーにてエンジン設計とコンピュータ制御に携わる。 その後、工業高校にて電気・電子・コンピュータ分野の教鞭を執る。現在、太陽光発電に関する電気的な設計やアドバイス、さらに遠隔監視の通信ステムの構築に係る。 第一種電気主任技術者、電気通信主任技術者(伝送交換)、1級陸上無線技術士。 著書 「わかりやすい電気基礎」(文部省検定教科書 共著)等。