どこまでが責任範囲?廃棄物の適正処理とは?
知らないことがリスクに直結
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)第3条第1項において、事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならないと規定されています。
いわゆる『排出事業者責任』です。
廃棄物の管理は身近であると同時に規制の複雑さ、罰則のリスクが大きいのが特長です。
適正に処理しない場合、社名等が公表され、コンプライアンスを十分に果たしていない事業者として社会的な評価を落としかねないリスクを十分に認識する必要があります。
また、適正に処理しているつもりでも不適正処理に巻き込まれるリスクもあります。
正しいルールを知らなければ、意図せずして法律違反を犯してしまうことが起こりうるのが廃棄物管理です。
例えば、
排出事業者責任とは一体どこまでが責任範囲なのでしょうか?
また、企業が出す廃棄物はすべて産業廃棄物なのでしょうか?
適正に処理するとはどう処理することなのでしょうか?
本講座では、
- 『排出事業者責任』とはそもそもどのようなものなのか
- トラブルを未然に防ぐための廃棄物に関する知識
- 廃棄物管理を行う上で押さえておく基本ポイント
などを解説します。
プログラム
◇第1部 産廃のリスクと責任
産業廃棄物の排出事業者責任とは?
廃棄物処理法で定められている排出事業者の責任を知る
- 処理委託後も責任は続く。どこまでが責任範囲か?
適正処理することと守らないことのリスクとは?
- 見逃せない罰則の重さ ・不適正処理に巻き込まれるリスク
◇第2部 適正処理のためのポイント
意外と紛らわしい 廃棄物該当性の判断
- そもそも廃棄物とは?
- 事業系一廃 と 産業廃棄物の区分とルールの違いとは?
産廃処理委託の概要
- 委託時の3つのルールを押さえるトラブルを防ぐ処理委託業者の選定のポイント
- 許可証情報の見方 実地確認のポイント
◇まとめ
◇質疑応答
途中休憩あり。
内容が一部変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
本講座は質疑応答時 講師と受講者 双方でコミュニケーションがとれます。
受講者は、アーカイブ配信(見逃し配信)を後日視聴いただけます。期限は30日間です。
レジュメ資料配布:あり
※申込締切 2022年11月29日(火)
受講者の声
- 基本的な知識がない中、廃棄物に関する知識を効果的に習得することができた。
- おさえておくべきポイントをわかりやすかった。
- 排出事業者としてやるべきことやリスクについて一通り学ぶことができた。
- 産廃担当者としての責任・重要性をより感じ、意識向上になった。
- 独学で勉強していた内容のおさらいができ、厚みがでた。
- 産廃ルールの基本と重要性、その裏にある大きなリスクについて学ぶことができた。
オンラインセミナー 注意点
【視聴について】
- 本講義はオンライン配信にて実施をいたします。
- イヤホンやヘッドセットでのご受講を推奨します。
- インターネット回線が安定した環境下で、PCでご受講できる環境をご用意ください。
【受講上のご案内】
- 講義はビデオ会議ツール(Zoom)での配信となります。
- ご利用されるPCなどへ事前にZoomのインストールが必要です。
- 受講用URL、受講方法はセミナー事務局より3日前を目安にお送りさせていただきます。
※ご案内メールがシステムの都合届かない場合がございます。2日前までに届いていない場合はセミナー事務局までお問い合わせください。
【アーカイブ配信について】
- アーカイブ配信(見逃し配信)は、受講者のみへの配信となります。
- 開催後、3営業日後を目途に事務局よりメールにて視聴URLをお送りいたします。
【受講上の注意点】
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- 領収書はマイページよりダウンロードすることができます。
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講師
一般社団法人企業環境リスク解決機構
板倉 聡至 氏
早稲田大学社会科学部卒。
株式会社ユニバースにて、大手企業における産廃教育用e-ラーニングコンテンツ制作に従事。
2021年より一般社団法人企業環境リスク解決機構に参画し、産廃担当者向けの知識検定「産業廃棄物適正管理能力検定」の運営に携わる。 産業廃棄物の研修講師として、自治体、企業内セミナー等に登壇。
検定試験に関する最新の情報をwebサイトにて発信中。
https://www.cersi.jp/