いまさら聞けないESGの基本から情報発信の方法、急激に進む債権の変化までを実務に活かす
ESG債の発行残高は年々増え、日本取引グループの発表によると現在は5兆円を超えています。その内訳も、2017年度にほぼ100%であったグリーンボンドから、現在ではトランジションボンドなど、多様化が進んでいます。エネルギーや鉄鋼系企業で新たな取り組みが増えている一方で、金融庁の報告書では、金融機関の半数で脱炭素分野での人材不足が指摘されています。そのため事業会社は金融機関に頼り切るのではなく、社内での検討・判断が求められています。そこで本講座では、事業会社の担当者が適切なリテラシーを持てるよう最低限のESG知識をお伝えします。国内を中心とした政策動向や、グリーンウォッシュの懸念、社内で共通認識を作るべき事項などを網羅的にお伝えします。
プログラム
(1)はじめに
(2)企業はなぜESGの取り組みが重要なのか
- 企業価値の算定
- ESGの考え方
(3)ESG投資とは~拡大する「ESG投資」にどのような対応をするのか
- ESG投資の7手法
- 各地域での運用資産全体に占めるESG投資割合
(4)ESGコミュニケーション~適切な情報開示
- 改訂コーポレートガバナンスコード
- 基本原則3【適切な情報開示と透明性の確保】
- サスティナビリティ情報等に関する開示
- サスティナビリティ委員会の設置状況
(5)ESGコミュニケーション~適切な情報開示
- 気候変動に対する意識調査
- 優れたTCFDの開示
- 財務情報と非財務情報の融合
- 企業事例
※視聴URLは、公開日の10/18(水)にメールにてご案内いたします。
※内容が一部変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※本講義の講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。 上記が確認された際は、弊社のサービスの利用停止と、法的措置をとらせていただく可能性があります。
講師
お茶の水女子大学ジェンダード・イノベーション研究所 研究員
ラザード・ジャパン・アセットマネージメント
シニア・ヴァイス・プレジデント/シニア・リサーチ・アナリスト
福田 智美氏
2001年より運用業界に従事し、機関投資家として年間多くの日本企業とエンゲージメント対話を行っている。財務と非財務(ESG)の両視点から企業を調査、分析し企業の価値向上を目指している。日経統合報告書アワード審査委員。お茶の水女子大学ジェンダード・イノベーション研究所研究協力員として産官学連携のもと企業の持続的な社会実現にむけた取り組みの研究を行っている。また、慶應義塾大学非常勤講師「ESG投資とサステナブル経営」を担当。専門分野:ダイバーシティ経営・ESG経営・企業の情報開示・金融経済学
オンデマンド配信の注意点
【受講上の注意事項】
- 本講義には質疑応答はございません。
- 本講義は、オンライン配信講義となります。ご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。
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【お申し込み・キャンセルについて】
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